GIAの研究
GIAが行うすべての業務の中心は研究です。研究は、宝石のグレーディング レポートに情報を提供し、機器開発の革新を推進し、新世代のジェモロジストを育成できるように教育を促進します。最も重要なことは、研究が世界中の消費者を保護する業界の基準を設定するのに役立つということです。
1931年以来、GIAは宝石学研究の最先端を担ってきました。現在、学ぶべきことはこれまで以上に数多くあります。新しい宝石産出地 や宝石の種類、新しい処理過程および合成石が登場したため、一般の人々は自分たちが愛する石の種類や品質を判断するためにGIAを頼りにしています。研究における絶え間ない画期的な進歩により、宝石業界に対する国民の信頼が確保され、世界中の宝石愛好家にこれらの自然の驚異に対する深い洞察が提供されます。GIA研究ページをフォローし、研究コミュニティでの発見やニュース、アーカイブされた過去のコンテンツをご覧ください。
研究内容
出版物
チボール（Chivor）のエメラルド鉱山の歴史から、古代のジェード彫刻品やコランダムカラーの原因に関する見識まで、これらの記事は科学を芸術と歴史に組み合わせて、宝石の魅力的で複雑な世界への洞察を提供します。GIAラボの科学者による最高かつ最新の研究など、すべての研究結果は、GIAの査読付き専門誌Gems & Gemology（宝石と宝石学）やその他の専門誌に掲載されました。
フィールド ジェモロジィ
GIAフィールド ジェモロジストは、ナサラワ（Nasarawa）産アクアマリンやモザンビーク産ルビーなどの新しい宝石産地を研究するために世界中を旅しています。過去10年間で21カ国にて現地調査に95回も参加し、100万カラット以上の試料を収集しました。
科学機器および技術
新しい宝石や宝石産地が発見され、宝石の起源に関するサービスの需要がますます上昇し、ラボラトリー グロウン宝石や処理済みの石の人気が高まるにつれて、ジェモロジストは石の鑑別および評価において高度な機器を使用する頻度がより高くなっています。 ルーペや顕微鏡からレーザー アブレーションICP質量分析計に至るまで、それぞれの機器は宝石の種類、可能とされる処理や起源に関する貴重な手がかりを提供します。
ウェビナー
GIAナレッジ セッションは、宝石の起源、ラボラトリー グロウン ストーン、フィールド ジェモロジィでの新しい発見など、今日の宝石学における最も多様で重要な問題を数回にわたって紹介する講演会およびセミナーです。ウェビナーでは、GIAで活躍する博士号を有する研究員、フィールド ジェモロジスト、講師、研究科学者が、経験と専門知識に基づき宝石に関する豊富な知識を提供します。
詳細特別研究員プログラム
Richard T. Liddicoatポスドク研究員
